【イベントレポ】MSプレゼンのプロに聞く、相手の心の掴み方。
日常の中で絶対、誰もがやったことがあるであろうプレゼン。
ゼミの発表とか、インターン先での上司、同僚に対してと何かと多いだけに、
『もっと、うまくなりたい!!』
と思ってたもの。
そこにちょうど、「BOOK LAB TOKYO」さんで、MSの伝説のプレゼンテーター、
澤円さんが、プレゼンテーション術をテーマに話すとか。
すごい気になる......
ってことで、「プレゼンの心構え」的なところまで聞いてきました。
小手先のテクニックよりも大事なもの
澤円さんいわく、プレゼンはテクニックでは、たった20%しか、満足度に影響
しないらしい。
『ん、それって、世の中のプレゼン本と反比例してないか、、』
って思ってしまう、その割合。大抵のプレゼン本には、テクニックがびっしりだったり
するんで、驚き。『じゃあ、どういったことが大事なの??って思って聞いてると、』
プレゼンは、マーケティングと一緒。
マーケティングで客をしることが重要なように、
プレゼンも、相手をプロファイルして、話すテーマに関して、
どこに興味をもつか考えないといけない。
ふむふむ。ぶっちゃけ、場にもよると思うが、何を話すかを考える時間は結構
つかうものの、相手が何に興味をもつかは、割合として少ない。
ただ、相手を考える時間こそ、プレゼンで意図した行動をしてもらうためには、
大事そう。当たり前だけどめちゃくちゃむずい。
でも、澤円さんいわく、そこをメンドウがってしまっては、いいものはできないそう。
簡単には出来るわけないっすよねえ。
共感と脅迫の違い
もちろん、テクニック的な話もしてくれました。
その中で納得したのが、
スライドの主語を「相手」にすること
つまり、
- 自分のプレゼンで相手がどんな得をするのか
- 相手にとってどんな幸せがあるのか
その点を話さないと、相手は行動しないし、共感しない。
共感させず、脅迫しても行動してくれるけど、一時的だしあんま意味ない。
だからこそ、持続的な共感を得ないといけないそう。
そして、共感の一番上は、ファンの仕組みと一緒だとか。
ファンは、頼んでもいないのに、商品を買ってくれたり、
ライブに来てくれたりする。この状態を作れたら、強い。
ただ、ファンを作ったら責任を取らないといけない。
ファンの期待に答えるという責任を。
それを裏切った時の負のパワーは強い。
いかにファンを作るか。自分を信頼してくれる人、頼ってくれる人を顧客に作るか
が大事。今のインターンでもこれはできそう。
『日常が練習機会。店員との会話から歩くところまでがプレゼンの練習だ』
澤円さんの話を聞いてて思ったのが、
『とにかく、ハナシがわかりやすい!!』ってこと。
抽象的な話と具体的な話のバランス、つながり、誰でも理解出来るどの点もイイ。
この点に関して、澤円さんがどんなトレーニングをしてるかというと、
- プレゼンのキーワードを英語で画像検索
- でてきた画像を見てイメージを連想させる
- 新しいイメージを使って検索
だそう。
なるほど。画像検索にそんな使い方があるんか!って驚きだったので、
次のプレゼンから絶対使う!
そして、どうやってプレゼンを練習するのかっていう点に関しては、
プレゼンは、コミュニケーション。だから、日常の中で練習が出来る。
だから、店員に対しての態度、話し方、声の出し方から何までも
練習機会になる。逆に、店員に対して、 ひどい態度をする人が
プレゼンがうまいわけない。それが本性だから。
って話がすごい、納得。。。
コミュニケーション一瞬一瞬を大事にしていれば、プレゼンは自然とうまくなるし、
信頼関係もつかめる。プレゼンは相手との信頼関係が作れれば、もう自分がとって
欲しい行動をしてくれやすくなるはずだし、それが本質な気がする。
頑張らねば。
ちなみに、より詳しいことは、
本人が書いた本に書いているそう!笑(営業うますぎかw)
よも笑