【本】働く意義の見つけ方
お疲れ様です。小野寺です!
今回は、小沼大地さんの【働く意義の見つけ方】を読んでて思ったことをつらつら書いていきます〜
内容
この本自体の内容としてはNPO法人クロスフィールズで働く小沼さんが、
クロスフィールズを立ち上げた経緯、それまでの自身の青年海外協力隊での経験、
そして今にわたってどういうことがあったのか、小沼さん自身なにを思ったのかを書い
本です。
読んでみて、大人だけでなく学生も読んでみるといいなって思いました。
読んで印象に残った部分は、
- 日々の仕事の中で、自分は誰のために働いているのか。誰に対して価値を与えたいのかっていうことを考え続けること。
- NPOを立ち上げる際に、マッキンゼーで働いていたほどの人が何度もなんども突き返されては、次に進むという、自分自身が正しいと信じ、価値を与えたいと信じるものに対して突き進む姿
- 働くことがかっこいいことと思っている人は僕らのような大学生の中にどれくらいいるだろうか。
- 「青臭さ」でも「腹黒さ」でもなく、「青黒さ」を発揮する必要があるということ。
- 挑戦を生む仕組み
- リソースがないことのメリット
1に関しては、
「誰か必要としている人のことを強烈に感じながら、仕事の価値をひしひしと感じながら仕事をするという状態が、働く人のモチベーションを極限まで高めていく。」
どんな仕事でも誰かのためである。その誰のためかを忘れてしまっては仕事はただのタスクでしかない。ただ、その誰のためにしているかを考え、届けたい価値に思いが乗れば、ものすごい熱量で挑むことができる。そんな社会人が増えたらもっと仕事は楽しいではないが、充実したものになるのだろう。
僕自身、つい先日まで誰のために頑張っていたのか。だれに対してどんな価値を与えたいのかっていうのを忘れてしまったがためにモチベーションが下がりがちだった。
しかし、これを思い出したおかげで、再びモチベーションを上げることができた。
そういう意味で、誰かのためになる仕事。社会とのつながりがある仕事。それらであるかを考えることは働く上で大事だ。
2に関しては、
事業を作り出すことの難しさがひしひしと伝わってきた。でもそれでも熱意に動かされて行動している姿には感動さえ覚えた。
その中で、ビジネスモデルを構築する際に話していたETI.Cの宮城さんの話。「顧客の声を聞くことと、顧客のニーズに迎合することは違う」
ふかいわ〜〜〜〜〜!
たしかに自分の軸がないと、ブレブレになってしまう。
そのためにも、宮城さんがかたったという、
大切なのは自分たちが何としてもこの世界を作りたい問い思い。この課題だけは見過ごせないという想い。その世界を創り上げるために自分たちができることはないかと考え抜くこと。これが社会を変えるということ。
それが社会を動かしていく。
ここが固まっていないと営業に行くたびにFBを受け、自分たちのモデルが変わってしまう。それを一回一回全て間に受けたらもともと自分たちがやりたかったことから離れていって、あれなんでこうなった。ってなる。
だから、そのためにも、自分が作りたい社会。解決したい課題はブラさず。それを軸に修正していく。これが大事だあ。
3
ぶっちゃけ、今周りの大学生を見てても働くことに対してめちゃくちゃモチベーションんを感じている人ってあんまいない。たいてい、敷かれたレールだから、まず、就活をするしかなく、そこで大変ながらも生きるために働くしかないと思っている人が多いように見える。
それじゃあ、全然就活も楽しくないわけだ。ただ、そのイメージは、おそらく自分の親や、周りの大人からイメージを創り上げていく。ってことは、
周りの大人がめちゃくちゃ楽しそうに仕事していれば、みんな働きたくなるものだ。
これは、結局仕事は仕事で、いいとかわるいとかは
それをやる人間側が決めてることでしかないなって思う。
だから、自分の仕事に対するイメージを変えるだけでだいぶ変わっていく。
4に関しては、自分自身の理想とか夢とかを叶えるためには、それを叶えるための力が必要である。アイデアだけではだめだ。それを根回し、立ち回りをうまく考えながら、戦略的に組織の中で意見を通すために行動する力が必要であるということ。
最近、僕自身、夢や理想を語るだけではなにも成し遂げることができない。その夢に相応の実力をつけなくてはならないと考えている。ビジネスで社会を変えようとしているなら、金を生み出す力がひつようである。それができないのはボランティアでしかない。ボランティアには限界がある。
5
誰かの挑戦を応援できているか?応援する人がいないと挑戦する人もうまれない。
6リソースがないからこその戦略性
人が少ないことは、うらを返せば、自分たちがより当事者意識をもってPJに取り組めること。
ないからこそ、全体をつかむことがしやすい。なんでも整いすぎると、自分の実力であると勘違いしてしまうこともあるし、揃いすぎると、全体が見えなくなってしまう。
だからこそリソースが少ないことは、自分自身が熱意を持って取り組めるというメリットをうむと前向きに捉える必要がある。
全体的に読むことで元気がもらえる本だなって思います。自分が仕事が楽しく亡くなった時に見返したいと思います。(前提仕事は辛いものですが、、)
また。
クラウドファンドのメリット4つ
こんにちは!
最近、駒崎さんの本を読み始めて、
寄付(社会投資)、クラウドファンドに対してわくわくしているオノデラです!
Amazon.co.jp: 「社会を変える」お金の使い方 ― 投票としての寄付、投資としての寄付 電子書籍: 駒崎弘樹: Kindleストア
今日は、めっちゃ紹介してるクラウドファンドのメリットを整理してみました〜〜
クラウドファンドのメリット
①実績とか関係ない!
クラウドファンドの醍醐味といえば、これ!!!
おもしろいアイデアさえあれば、どんだけ無名な企業でも、個人でも
やり方次第でお金を集めることができます!
②商品のマーケティング
実際に、製品を売る前に、その製品に対する反応をみることができる!!
今までは、実際に商品が完成するまで、対象の人の反応をみることが出来なかったのに
クラウドファンドを使えば、集まるお金とかで反応をみることができちゃうんです!
(それに販売前にお客さんをゲットできる><)
あと、これは最近流行の、デザインシンキングのやり方にあってる!!!
デザイン思考がなにかというと、
デザイン思考は、「観察から洞察を得て、仮説を作り、プロトタイプを作って、それを検証し、試行錯誤を繰り返して改善を重ねながらモノ(製品/サービス)を創り出す」創造的なプロセス
つまり、プロトタイプを作って市場の反応をみながら、試行錯誤と改善をしていくのが
デザイン思考ってわけ。アイデアの段階でお金を集めるクラウドファンドだと、
思考の段階で改善ができるのも利点。
③想いに支援(投資)してもらえる
「こういう人を助ける為にお金が必要です。」
そういう、助けたい人の想いや、支援する側の
「助けたい、何かできることがしたい」
っていう想いと困った人、問題を抱える人をつなげることができる。
つなぎの役割もしてくれる。
④支援した側もプロジェクトに参加した気持ちになれる
「やってみたいけど時間が、、、」
「問題意識はあるけど、自分で解決するのはちょっと、、、、」
そういう人もクラウドファンドを通して、解決に参加できるのも
いいところだと思います。
以上、主要メリットでしたーー
どんどん想いを実現していく人が増えれば、本当社会って良くなってくと
思います。
オノデラでしたーーー
アメリカの寄付市場の規模がくらべものにならんくらいちがいすぎる
じっしつクラウドファンドってそこまでメジャーじゃない
日本のクラウドファンド市場って下の表みるかぎり毎年伸びているけど、
まだまだアメリカと比べてやっぱまだまだ。。。汗
(2600億円とか、桁がちがう。。。)
なんで、こんなちがうのか??
「やっぱ、1億人と3億人じゃあなー。。。。」
って人口の違いを原因にあげる人もいると思います。
ただ実は、単純に、人口の母体数がちがうだけじゃない。
寄付=”募金”の思考
たしかに日本では、寄付と言うと、”募金”や”施し”というイメージが強いですよね*2
日本人って、寄付って聞いてイメージするのって、小学校のころ教室で
一円とか数円とか集めてた、赤い羽募金とかをイメージしがち。
(ある意味それだけブランディングができていることかもしれないが、、、)
でも、実は、クラウドファンドは単純な募金活動とは
ちょいレベルが違う。
”市場”の原理が働く寄付市場
普通に、寄付は市場として成り立ってるんです。
プロジェクトによっても、そのプロジェクトにお金を寄付(投資)
したいってひとって違うし、成功する為にも適切な人に適切な形で
認知してもらんないといけない。
もはやマーケティングの領域
そう。クラス委員とかになって募金集めんのと比べて、
めっちゃ戦略的な領域。
だから、めっちゃ優れたマーケッターがクラウドファンド市場で働くようになれば
もっともっと市場自体が広がって行くんじゃないかって思います。
その為にも、人が流れてくる為にも、
寄付=”募金”のイメージが変わって行かないといけないっすね!
以上、オノデラでしたーーー
最近つながって来た点
最近読んだこととか聞いたこととかで思ったこと。。。
こんばんは!!オノデラです!!
最近、読んだ本で思うものがあったので紹介したいと思います!
【21世紀のビジネスにデザイン思考が必要な理由】
デザイン思考について書いた本なんだけど、
その中でイノベーションを起きるにはどういう人材がいるかみたいな話しをしてる。
その中で紹介されていたジョン・マエダさんの話しがよい。
人々はテクノロジーやデザインを超えたものを欲するようになっている。単なる移動手段としての4つの車輪やハンドルを欲しているわけでもなく、あるいはどこにいても常に音楽や情報に取り囲まれていたいと考えているわけでもない。いま彼らが求めているのは、自分の価値観を思い出させてくれるような方法──つまり、この世界のなかでどのように生きることができるか、どう生きるつもりか、どう生きるべきかという価値観を思い出させてくれるものである。
われわれは、彼がつくり出そうとしていた未来に対するビジョンや、そのビジョンが表す価値観を受け入れ、それに対価を支払っている。だからこそ、われわれは少々高くとも喜んでお金を払うわけだ。
つまりもう、物が不足してて作れば良かった時代から、
物が溢れて、本当に人の隠れた欲求とか、潜在的な求めている価値みたいなところに
注目して物を売らないと売れない時代。
(そういうのに注目して商品設計するのがいわゆるデザイン思考なんだが、、)
そういう時代には、今までの既得権益とか既存のルールに縛られた
ところとか人じゃ、ライフスタイルを変えるようなもの(未来のビジョン)
が発生しにくいっすよね。。
メールの時代に、通信会社じゃないネーバーとかがLINEとか作ったように、
なかなか既に既存のルールの上で成功したりしていると、それ自体を壊すようなもの、
それを否定するような人の欲求、求めているものに注目したものがなかなか思いつかな
かったりする。
最後に、、
そういう時代だからこそ、あまり名も知れてないけど、アイデアを思いついた人の基に
お金だったり、人の想いが集まる仕組みが必要だと思う。
それができるのがクラウドファンドだと思います。
実際にVRで有名なオキュラスリフトとかも人が欲しかったような物(潜在的な欲求)を具体化したものだからこそ、240万ドルもの多額のお金が集まったものだと思います。
もっともっといろいろな社会のルール、仕組み、
生活を変えるようなものがクラウドファンドをきっかけにうまれればなああああああ
って思う日でした!
以上、オノデラでした〜〜