メモ

日常の思ったこととか興味関心学んだこととか気ままに残します。

思ったことをつらつら書いて行きます。

【本】チームのことだけを考えた。 多様性を考えた組織作り

 

読んだ期間:2017年3月8日~12日

どんな本か:サイボウズが、企業してから今に至るまで、どのようにビジョン、組織、制度、風土を作っていったか。どのような考えを持って、社長の青野さんが行動したいたかが理解できる本。組織作りとかの参考にしたい本。

最近、多様性っていうワードがよく聞くけど、実際多様性を重要視して組織を作ると、

どういう点がメリットなのか。

また、起きてくるデメリットに組織はどう対応していくのか。

それを単純なHOW TO本ではなく、どういう風に考えていったかっていう根本的な部分まで紹介してくれている。

チームのことだけ、考えた。―――サイボウズはどのようにして「100人100通り」の働き方ができる会社になったか

チームのことだけ、考えた。―――サイボウズはどのようにして「100人100通り」の働き方ができる会社になったか

 

多様な人材をまとめる為に必要なもの 

最近、ダイバシティーとかいう言葉がたくさんきくけど、それを組織として崩壊せずに実行していく為になにが必要なのか。

それが、共有のビジョン、目標。

当たり前のように見えて、やっぱここができてないことってよくあることだと思う。

チームにいればそれぞれ違う目的があって、その違う目的の為に頑張っている。

それだと、チームが崩壊してしまうってことだろう。

 

モチベーションの構造を理解して、自分のモチベをコントロールする。

 

人は、自分のモチベーションの構造を理解することで、やりたいことを増やせる。その為には、自分の興味のツボを知らないといけない。

自分を客観的に分析し、自分の目の前に人参をぶら下げられるようになると、自分を操る能力が高まる。(p140)

 

自分自身、どういうことのどういう点にモチベーションを感じるのか。

モチベーションが落ちたときにどういう風にすればモチベーションが上がるのか。

そういった自分のことを良く理解しているほど、モチベどうこうで悩まないと思う。

それができるかどうかってかなり大事。

 

制度が先か。風土が先か。

 制度を作るとともに、制度を生かす企業の風土を変える必要があるということだ。(p188)

 

ぶっちちゃけ、どっちが先がいいのかってのは、目指したいビジョンがあって、そのための風土、そして制度の順になっていくと思っていただけにびっくり。

ただ、サイボウズは多様性を重視する組織であり、その為世の中と反対の制度を作ったりすることがある。その制度を機能させる為には、風土にもアプローチする必要があるとのこと。

そして、風土と制度は変え続けないといけない。今の目的、最短で達成させたいことの為に、どのような風土、制度をつくっていかないといけないか考えることが重要ってことですかね。

 

やっぱり何より目的が大事

制度を作るにしても、事業を作るにしても、風度を作るにしても

なにより目的が大事。サイボウズさんは、最大の目的のところに、

チームワークを広げていくことを置いていて、そのために、自社の制度を作ったり、

短期的には利益につながらないことをしてみたりとか。組織をすべてオープンに公開し

て、それぞれに対して質問責任、説明責任を課したりとか。

やっぱり何より目的にたいして手段を考えていく、その手段を実行する中で修正してい

くことが大事なんだなーって思いましたー。

 

 

【本】働く意義の見つけ方

お疲れ様です。小野寺です!

 

今回は、小沼大地さんの【働く意義の見つけ方】を読んでて思ったことをつらつら書いていきます〜

 

 

内容

この本自体の内容としてはNPO法人クロスフィールズで働く小沼さんが、

クロスフィールズを立ち上げた経緯、それまでの自身の青年海外協力隊での経験、

そして今にわたってどういうことがあったのか、小沼さん自身なにを思ったのかを書い

本です。

読んでみて、大人だけでなく学生も読んでみるといいなって思いました。

 

読んで印象に残った部分は、

  1. 日々の仕事の中で、自分は誰のために働いているのか。誰に対して価値を与えたいのかっていうことを考え続けること。
  2. NPOを立ち上げる際に、マッキンゼーで働いていたほどの人が何度もなんども突き返されては、次に進むという、自分自身が正しいと信じ、価値を与えたいと信じるものに対して突き進む姿
  3. 働くことがかっこいいことと思っている人は僕らのような大学生の中にどれくらいいるだろうか。
  4. 「青臭さ」でも「腹黒さ」でもなく、「青黒さ」を発揮する必要があるということ。
  5. 挑戦を生む仕組み
  6. リソースがないことのメリット

1に関しては、

「誰か必要としている人のことを強烈に感じながら、仕事の価値をひしひしと感じながら仕事をするという状態が、働く人のモチベーションを極限まで高めていく。」

どんな仕事でも誰かのためである。その誰のためかを忘れてしまっては仕事はただのタスクでしかない。ただ、その誰のためにしているかを考え、届けたい価値に思いが乗れば、ものすごい熱量で挑むことができる。そんな社会人が増えたらもっと仕事は楽しいではないが、充実したものになるのだろう。

 

僕自身、つい先日まで誰のために頑張っていたのか。だれに対してどんな価値を与えたいのかっていうのを忘れてしまったがためにモチベーションが下がりがちだった。

しかし、これを思い出したおかげで、再びモチベーションを上げることができた。

そういう意味で、誰かのためになる仕事。社会とのつながりがある仕事。それらであるかを考えることは働く上で大事だ。

 

2に関しては、

事業を作り出すことの難しさがひしひしと伝わってきた。でもそれでも熱意に動かされて行動している姿には感動さえ覚えた。

その中で、ビジネスモデルを構築する際に話していたETI.Cの宮城さんの話。「顧客の声を聞くことと、顧客のニーズに迎合することは違う」

 

ふかいわ〜〜〜〜〜!

たしかに自分の軸がないと、ブレブレになってしまう。

そのためにも、宮城さんがかたったという、

大切なのは自分たちが何としてもこの世界を作りたい問い思い。この課題だけは見過ごせないという想い。その世界を創り上げるために自分たちができることはないかと考え抜くこと。これが社会を変えるということ。

それが社会を動かしていく。

 

ここが固まっていないと営業に行くたびにFBを受け、自分たちのモデルが変わってしまう。それを一回一回全て間に受けたらもともと自分たちがやりたかったことから離れていって、あれなんでこうなった。ってなる。

だから、そのためにも、自分が作りたい社会。解決したい課題はブラさず。それを軸に修正していく。これが大事だあ。

 

3

ぶっちゃけ、今周りの大学生を見てても働くことに対してめちゃくちゃモチベーションんを感じている人ってあんまいない。たいてい、敷かれたレールだから、まず、就活をするしかなく、そこで大変ながらも生きるために働くしかないと思っている人が多いように見える。

それじゃあ、全然就活も楽しくないわけだ。ただ、そのイメージは、おそらく自分の親や、周りの大人からイメージを創り上げていく。ってことは、

周りの大人がめちゃくちゃ楽しそうに仕事していれば、みんな働きたくなるものだ。

これは、結局仕事は仕事で、いいとかわるいとかは

それをやる人間側が決めてることでしかないなって思う。

だから、自分の仕事に対するイメージを変えるだけでだいぶ変わっていく。

 

 

4に関しては、自分自身の理想とか夢とかを叶えるためには、それを叶えるための力が必要である。アイデアだけではだめだ。それを根回し、立ち回りをうまく考えながら、戦略的に組織の中で意見を通すために行動する力が必要であるということ。

最近、僕自身、夢や理想を語るだけではなにも成し遂げることができない。その夢に相応の実力をつけなくてはならないと考えている。ビジネスで社会を変えようとしているなら、金を生み出す力がひつようである。それができないのはボランティアでしかない。ボランティアには限界がある。

 

誰かの挑戦を応援できているか?応援する人がいないと挑戦する人もうまれない。

 

6リソースがないからこその戦略性

人が少ないことは、うらを返せば、自分たちがより当事者意識をもってPJに取り組めること。

ないからこそ、全体をつかむことがしやすい。なんでも整いすぎると、自分の実力であると勘違いしてしまうこともあるし、揃いすぎると、全体が見えなくなってしまう。

だからこそリソースが少ないことは、自分自身が熱意を持って取り組めるというメリットをうむと前向きに捉える必要がある。

 

 

全体的に読むことで元気がもらえる本だなって思います。自分が仕事が楽しく亡くなった時に見返したいと思います。(前提仕事は辛いものですが、、)

 

 

また。

 

働く意義の見つけ方―――仕事を「志事」にする流儀

働く意義の見つけ方―――仕事を「志事」にする流儀

 

 

クラウドファンドのメリット4つ

こんにちは!

最近、駒崎さんの本を読み始めて、

寄付(社会投資)、クラウドファンドに対してわくわくしているオノデラです!

Amazon.co.jp: 「社会を変える」お金の使い方 ― 投票としての寄付、投資としての寄付 電子書籍: 駒崎弘樹: Kindleストア

 

今日は、めっちゃ紹介してるクラウドファンドのメリットを整理してみました〜〜 

 

 

クラウドファンドのメリット

 

 

①実績とか関係ない!

 

クラウドファンドの醍醐味といえば、これ!!!

おもしろいアイデアさえあれば、どんだけ無名な企業でも、個人でも

やり方次第でお金を集めることができます!

 

 

 

 

 

 

 

②商品のマーケティング

 

実際に、製品を売る前に、その製品に対する反応をみることができる!!

今までは、実際に商品が完成するまで、対象の人の反応をみることが出来なかったのに

 

クラウドファンドを使えば、集まるお金とかで反応をみることができちゃうんです!

(それに販売前にお客さんをゲットできる><)

 

あと、これは最近流行の、デザインシンキングのやり方にあってる!!!

デザイン思考がなにかというと、

デザイン思考は、「観察から洞察を得て、仮説を作り、プロトタイプを作って、それを検証し、試行錯誤を繰り返して改善を重ねながらモノ(製品/サービス)を創り出す」創造的なプロセス

*1

 

つまり、プロトタイプを作って市場の反応をみながら、試行錯誤と改善をしていくのが

デザイン思考ってわけ。アイデアの段階でお金を集めるクラウドファンドだと、

思考の段階で改善ができるのも利点。

 

camp-fire.jp

 

 

 

 

③想いに支援(投資)してもらえる

 

「こういう人を助ける為にお金が必要です。」

そういう、助けたい人の想いや、支援する側の

「助けたい、何かできることがしたい」

っていう想いと困った人、問題を抱える人をつなげることができる。

つなぎの役割もしてくれる。

 

 

camp-fire.jp

 

 

④支援した側もプロジェクトに参加した気持ちになれる

 

「やってみたいけど時間が、、、」

「問題意識はあるけど、自分で解決するのはちょっと、、、、」

そういう人もクラウドファンドを通して、解決に参加できるのも

いいところだと思います。

 

 

 

 

 

以上、主要メリットでしたーー

どんどん想いを実現していく人が増えれば、本当社会って良くなってくと

思います。

 

オノデラでしたーーー

 

 

 

 

 

アメリカの寄付市場の規模がくらべものにならんくらいちがいすぎる

じっしつクラウドファンドってそこまでメジャーじゃない 

 

日本のクラウドファンド市場って下の表みるかぎり毎年伸びているけど、

まだまだアメリカと比べてやっぱまだまだ。。。汗

2600億円とか、桁がちがう。。。)

 

 

 

f:id:onodera12:20160423211350p:plain

 

 *1

 

 

なんで、こんなちがうのか??

 

やっぱ、1億人と3億人じゃあなー。。。。

って人口の違いを原因にあげる人もいると思います。

 

 

 

ただ実は、単純に、人口の母体数がちがうだけじゃない。

 

 

寄付=”募金”の思考

 

たしかに日本では、寄付と言うと、”募金”や”施し”というイメージが強いですよね*2


日本人って、寄付って聞いてイメージするのって、小学校のころ教室で

一円とか数円とか集めてた、赤い羽募金とかをイメージしがち。

ある意味それだけブランディングができていることかもしれないが、、、

 

でも、実は、クラウドファンドは単純な募金活動とは

ちょいレベルが違う。 

 

 

”市場”の原理が働く寄付市場

 

普通に、寄付は市場として成り立ってるんです。

プロジェクトによっても、そのプロジェクトにお金を寄付(投資

したいってひとって違うし、成功する為にも適切な人に適切な形で

認知してもらんないといけない。

 

もはやマーケティングの領域

 

そう。クラス委員とかになって募金集めんのと比べて、

めっちゃ戦略的な領域

 

だから、めっちゃ優れたマーケッターがクラウドファンド市場で働くようになれば

もっともっと市場自体が広がって行くんじゃないかって思います。

 

その為にも、人が流れてくる為にも、

寄付=”募金”のイメージが変わって行かないといけないっすね!

 

 

以上、オノデラでしたーーー